短い時間で疲労回復するコツとは

忙しい職場では、休憩時間が取れないことがあります。
立ちっぱなし、動きっぱなしで患者の対応をしていると、疲労が蓄積します。
疲労が多くなると、集中力が欠けてしまう可能性もあります。
集中力がなくなると、仕事のミスのリスクが高まるため注意が必要です。
また休憩時間がないことから、不満も多くなりますし、長期的にみると転職を希望するようになったり、燃え尽き症候群のようになることもあるのです。
そんな時、上手に休憩時間を取るにはどのようにするべきでしょうか。
あらかじめ今日は忙しいとわかっている時には、11時や14時頃お昼休憩をずらしてとることも考えておきましょう。
短時間でも人とずらして休憩をとると一人でリラックスできることが多いので疲労を回復させることが出来ます。
更に休憩を取ろうと思っていたのに取れなかったという場合もありますね。
緊急の入院や急変があれば看護師は臨機応変に対応しなくてはいけないし、責任感の強さゆえに休憩時間に関係なく働き続ける看護師も少なくありません。
ゆっくり休憩が取れない時でも、できれば5分でも10分でも座って休む休憩を取りましょう。
短時間でもお茶を飲むなどすればリフレッシュできるので、集中力も回復できます。
まったく休むことが出来ない場合は、看護記録を書く時間に座る時間をとるように心掛けましょう。
記録を書くときには頭は使いますが、座ることで体力の回復にはつながります。
このように勤務時間になかなか休憩時間が取れない時には、体を休めるための計画が必要です。
疲労を回復させるために、またミスを防ぐためにも短時間でもいいので休憩時間を取ることを心掛けましょう。